言いにくいことを言いたい

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「できません」とか「間違ってます」というように、はっきりいうと問題が起きそうなんだけど、でも、言わないといけない、というような場面もよくあります。こうした場面で使える表現を見ていきます。

申し訳ございませんが

「こういうことができますか?」と言われて、「できません」というだけだと、冷たいですね。時には、問題になるかもしれません。日本語でも、ビジネスの場面では「申し訳ございませんが、できかねます」というように、婉曲的な表現を使います。英語では、次の表現が使えます。

I'm afraid ~
申し訳ございませんが、~です。

afraid は、もともと「恐れて」とか「残念に思って」という意味です。「申し訳ありませんが」「残念ながら」「あいにく」などといった意味になります。言いにくいことを言うときに使えます。~の部分には、文が入ります。例えば、次のように使います。

I'm afraid we can't.
申し訳ございませんが、できかねます。
I'm afraid it's out of stock.
申し訳ございませんが、在庫切れです。
I'm afraid she's at a meeting right now.
申し訳ございませんが、彼女はただ今、会議中です。

"I'm afraid" がなくても意味が通じる場面は多いですが、こうしたクッションをおくことで、表現がやわらかくなり、トラブルも起きにくくなるでしょう。