なかけんの最弱ビジネス英語

なんて言ってるかわからない

英語弱者にとって、ビジネス英語でよく出くわすのは、「相手が何を言ってるかわからない」という場面です。まず、この状況をなんとか乗り切る必要があります。

何とおっしゃいましたか?

相手が英語でワーッと話しかけてきて、ちょっとわからないなと思ったときに使える便利な表現があります。

Sorry?
何とおっしゃいましたか?

これです。語尾を上げて短く言います。簡単ですね。こう言えば、相手はもう一度言ってくれます。これで、もうわからないことがあっても大丈夫ですね。

相手は上司でも使えますが、次のように言うともう少し丁寧になります。

I'm sorry?
何とおっしゃいましたか?

「聞き取れませんでした」とか「もう一度言っていただけますか?」などと言ってもいいのですが、これらを短く言うことはなかなか難しいです。会話の流れをさえぎって「わからん!」と言いたいときに、こんな悠長なことは言ってられません。口が回るならいいのですが、英語に慣れていなければ、できるだけ短いワードで切り抜けたほうがいいでしょう。

何回も使うと本当はダメなのですが、「こいつは英語がわからないやつなんだな」と相手に理解してもらえるので、逆に都合がいいかもしれません。

なお、語尾を上げないと、「申し訳ございません」という意味になってしまうので注意しましょう。

一部分だけ聞き返したい

例えば、相手が「先週の〇曜日に、〇〇さんと〇〇へ行って、〇〇したんですよ」と言ったとするじゃないですか。で、この 〇〇 のどれかが聞き取れなかった場合、次のようにして聞き返すことができます。

You did what?
何をしたんですか?
You did where?
どこでしたんですか?
You did with who?
だれとしたんですか?
You did when?
いつしたんですか?

このように、聞き取れなかった部分だけ、wh- の形にして聞き返すことができます。全体ではなく、部分的に聞き返したい場合には便利です。

使わない方がいい表現

相手がワーッと言ってきたときに、「え?」と言ってしまいたくなりますが、これは失礼になるので言ってはいけません。日本語でも失礼になりますよね。

また、"What?" のように反応するのもよくありません。「何て?」「何だって?」のような意味であり、強い表現なので、ビジネスでは使いません。

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