アレをもらいたい

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仕事をしていると、資料やデータなどが必要になる場面があります。これらがないと、仕事が始められないこともあります。こうした場合に、目的のものをゲットするための表現を身に付けましょう。

アレをいただけますか?

何かをもらいたいときには、次の表現が使えます。

May I have ~?
~をいただけますか?

~の部分には、モノを入れればOKです。例えば、次のような使い方があります。

May I have the material?
その資料をいただけますか?
May I have the data?
データをいただけますか?
May I have your business card?
名刺をいただけますか?
May I have your name?
お名前をいただけますか?

最後の「お名前をいただけますか?」は、例えば、訪問者の名前を聞くのに使ったり、電話で相手の名前を聞くのに使えます。

本来、"May I ~?" というには、「私が~をしてもいいですか?」という意味です。なので、"May I have ~?" は、直訳すれば「私が~を持ってもいいですか?」となりますが、これが「私に~をいただけますか?」になるんですね。

"Could you please give me ~?"「あなたが私に~を与えていただけますか?=~をいただけますか?」でも同じように使えます。ただ、"May I have ~" のほうが短くていいですね。

使わない方がいい表現

モノをもらうときに、 "Please give me ~" と言いたくなるかもしれませんが、これはあまりよくありません。Please をつけても、命令形であることに変わりはありません。疑問形にして、相手に断る選択肢を与えるほうが丁寧になります。日本語でも、「~をください」より「~をいただけますか?」の方が、表現がまろやかになりますよね。